みなさんこんにちは、Satoruです。
本日は、タイトルにもあるように目の前で知り合いの社長さんが警察に逮捕された話をしたいと思います。
逮捕された理由

まず、なぜ逮捕されたのかと言いますと飲酒運転です。
飲酒運転と聞いて、それなら仕方ないと思ったそこのアナタ!!
実は、アメリカはお酒を飲んでいても運転することが合法的に可能なのです!!
どういうことかと言いますと、
アメリカは州ごとに法律が異なっており、僕のいたハワイ州では決められた範囲であればお酒を飲んでも運転することが可能です。
(条件にもよりますが…)
ハワイのお酒のルール

それでは、まず、ハワイのお酒のルールについてご紹介します。
飲酒運転
日本では、通常アルコールの血中濃度が0.03%以上で飲酒運転とみなされ違法となります。
しかし、ハワイ州では、0.08%以上で違法な飲酒運転とされます。
つまり、ハワイ州のルールは日本より緩いということです。
でも、0.03%や0.08%と言われても正直イメージがつきにくいですよね?
お酒を飲む人の体質や、その日の体調、体重などにもよりますが、缶ビール1~2本や。ウィングラス1杯程度であれば、0.08%を超えない時があります。細かい数値を知りたい方は下記のURLより体重を入力するだけでアルコール血中濃度を調べることができるので調べてみてください。
https://www.suntory.co.jp/arp/alcohol_calculation/
基本ルール
次に、ハワイでのお酒に関する基本的な決まりをご紹介します。
・ハワイでは21才からお酒が飲めます。
自由の国アメリカですがお酒に関するルールは厳しく、お酒を注文するときや買うときに必ず身分証明証の提示を求められます。
確かに、日本人は欧米人に比べ、幼く見られるのかもしれませんが、僕の祖父母が来たときにも確認されていたので、何か店によって決まりがあるのかも?
(だって、どー頑張っても祖父母を21歳未満とは思わんでしょww)
・お酒の買える時間
日本では基本的に24時間お酒を購入することができますが、ハワイでは朝の6:00~夜0:00までの間しか、お酒を販売することができません。
なので、深夜に盛り上がりたい方たちは事前に購入しておくように!!
飲酒運転の罰則
次に、飲酒運転をして逮捕された時の罰則についてご紹介します。
飲酒運転に関する法律は、現地住民だけではなく、観光客である日本人にも適用されます。
飲酒運転で逮捕された時の罰則は、次のような罰則が適用されます。
◇1回目:
◎最低14時間の教育とカウンセリング等を含む薬物乱用リハビリテーションプログラム
◎1年間の免許停止
以下のうち1つ以上の罰則:
●72時間のコミュニティサービス
●48時間以上、5日間以下の収監
●$150以上$1,000以下の罰金
◎Neurotrauma special fund(神経外傷特別基金)へ$25の寄付
◎裁判所が命令した場合、Trauma system special fund(トラウマシステム特別基金)に$25の寄付
◇2回目(前回検挙より5年以内に再検挙された場合):
◎18カ月以上2年以下の運転免許停止、および免許停止期間中の車両へのイグニション(エンジン点火装置)・インターロック装置設置
以下のうち1つ以上の罰則:
●240時間以上のコミュニティサービス
●5日間以上30日以下の収監
◎$500以上$1,500以下の罰金
◎Neurotrauma special fund(神経外傷特別基金)へ$25の寄付
◎裁判所が命令した場合、Trauma system special fund(トラウマシステム特別基金)に$25の寄付
◇3回目(前回、前々回検挙より5年以内に再々検挙された場合):
◎$500以上$2,500以下の罰金
◎2年間の免許停止、および免許停止期間中の車両へのイグニション(エンジン点火装置)・インターロック装置設置
◎10日間以上30日間以内の収監(うち最低48時間の継続的収監)
◎Neurotrauma special fund(神経外傷特別基金)へ$25の寄付
◎裁判所が命令した場合、Trauma system special fund(トラウマシステム特別基金)に$50の寄付
引用: https://www.hawaii-arukikata.com/hiinfo/alcoholrules_hawaii.html
知り合いの社長さんが目の前で逮捕された話
最後に、知り合いの社長さんが目の前で逮捕された話をしたいと思います。
事件があったのは、僕が高校生だった時のことで、当時僕はハワイに留学することが決まっていたため、父親とハワイを訪れていました。
父親の知り合いで、ハワイで情報誌やジュエリーショップを経営している社長さんが学校見学や、観光ガイドなどをしてくれました。
時差の影響などもあり、疲れていた僕は夕食をした後、ホテルに戻るといい、父親と社長さんを残し先にホテルに戻りました。
ホテルへ戻る僕を見送りつつ、2人はハワイの夜の街へ消えて行きました…
ホテルで、爆睡していると、深夜2時くらいに父親が爆笑しながら帰ってきました。
何事かと話を聞くと、
「社長が捕まったww」と
全然笑い事じゃないですね。
詳しく話を聞いてみると、社長は車で来ていたため、乾杯だけビールを飲み、
それ以降はアルコールを飲んでいないとのことだったが、店の外で待ち構えていた警官に後をつけられており、
車を少し運転したところを逮捕されたらしいです。
もちろん、先ほども説明したようにハワイではビール一杯程度では、飲酒運転にならないことが多いです。
ですので、社長さんもアルコール検査に応じるといい、検査を受けました。
検査もクリアし、警察も逮捕はできないはずなのですが、なかなか返してくれません。
警察も「飲酒運転だ」の一点張りで「応援を呼んでいるだ」の色々と文句をつけて返してくれません。
しまいには、「チップを支払えば見逃してやる」など言いだしたものだから、
その言葉に社長さんは
「プッチーーーン」
散々待たされた上にチップまで要求されたもんだから激おこ状態Maxです。
あまりにも反抗的なため、そのままパトカーで連れて行かれました。
「めでたしめでたし」
との説明を父親より聞かされました。
その後社長さんは、ブタ箱に幽閉され、薬物中毒者と楽しいブタ箱生活を2日ほど過ごしてシャバに出てきました。
納得のいかない社長さんは警察を訴えるために色々と頑張っているのだとか…
まとめ
今回の記事ではハワイでのアルコール事情についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
日本とは、アルコールに関する基本的なルールがだいぶ違いますよね。
アルコールを摂取してても運転できますが、だからといって大丈夫だと安心せず、くれぐれも飲酒運転には気をつけてくださいね。
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